「脱ゆとり」「学習指導要領の改訂」「AI時代の到来」
ニュースを賑わせるこれらの言葉は、決して他人事ではありません。
小諸佐久地区の小中学生の教育環境にも、少しずつ、でも着実に影響を及ぼしています。

-大事なお子様がこれからの時代を“幸福で豊かに”生きていくために、必要な力とは何か?
-その力を身につけるために、どんな教育が最適なのか?

そんなお話をさせていただくために、12/9(日)に開催された『トップ学習塾アカデミー主催 小6生ご父母向けセミナー』の内容をご紹介します。

1.国内の教育に対する方針の、2つの大きな変化

学習指導要領の改訂

「脱ゆとり」と呼ばれる大改訂です。
細かい改訂点は割愛しますが、一言でいうと『教えることに対する制限がなくなった』ということ。
もっとわかりやすく言うと、教科書のボリュームが大幅にアップします!

また「学ばせ方」に対する改訂も多く、従来の「先生から生徒への一方通行の講義」から、生徒が主体的に学ぶ「アクティブラーニング」への移行、また「知識重視型」から「思考力・判断力・表現力」重視への転換も図られます。

今の大人世代が受けてきた学校教育とは、まったく学びかたが変わるといっても過言ではありません。

センター試験廃止⇒「大学入試共通テスト」へ

こちらも学習指導要領改訂に関連する変化です。
これまでは「多くの知識を暗記し、試験で引き出せた」受験生が合格する、いわゆる“知識偏重型”入試でした。

しかし新しい入試制度では、考えさせる問題、また暗記だけではない技能を問うテストが行われる予定です。
記述問題も増えるといわれています。
英語はこれまでの「聞く・読む」の2技能に「話す・書く」を加えた4技能テストになります。
数年の移行期間を経て2024年度から本格実施されます。

こちらも、今の大人世代が経てきた大学入試とはまったく異なる入試を、子供たちは通っていくことになります。かつあい

2.小学生を待ち受ける教育環境の変化

先に述べたように、日本の教育を取り巻く環境は大きく変化します。

現在の教育制度のいったんの出口である大学。
その大学に入るための大学入試制度が変わるということは、
高校の教育が変わるということ。
高校の教育が変わるということは、
高校受験も変わるということ。
そして高校受験が変わるということは、
中学の教育、中学の定期テストの傾向も変わるということです。

「小学生だから、まだ先の話」ではないのです。

すでに始まっている中学教育の変化

高校入試はこう変わった!

私たちが目指す長野県公立高校入試問題は、既に変化に対応しています。
具体的には、
 ・平成28年度入試から、記述問題が増加しました
 ・解答用紙のサイズが、B4からA3サイズに拡大しました
  →「書く」分量が増えたということです
 ・“思考型”の問題も増加しました

これに対応して、各中学の定期テストも変化を続けています。
お子さんに兄姉がいらっしゃる場合、「お兄ちゃんのときはこうだったから…」が通用しなくなるかもしれません。

中学生はこんな環境で頑張っている!

長野県の公立中学で出されるテストの特徴として、2つおさえておきましょう。

ひとつは、『中3になると、単元別に出題されることはほぼない』ということ。
単元別、つまり中1・2までのように「教科書何ページから何ページまで」と範囲が決まって出題されるのは、ごく最近習った単元だけ。
あとは、「既習範囲全部」なんていう出され方がします。

ふたつめ、中3の夏休み前のテストでは、中1・2の範囲が全体の60%程度も出題されます。
中1・2で習ったことは、その時点のテストをクリアしたら終わり…ではないのです。中3でまたテスト範囲になってくるのです。

一方で、部活動が盛んなのも県内中学の特徴です。ほとんどすべての生徒が、何かしらの部活動に加入します。
朝練もあります。
運動系は夏の大会が終わるまで、文化系の部活動に至っては、秋の文化祭まで活動があるというところも珍しくありません。

出題範囲が広い中3からのテスト。
忘れたころにまた出題される、中1・2の学習範囲。
そして活発な部活動。
一方でどんどん変化する教育環境と入試…

これが長野県の公立中学生を取り巻く実情です。



〔参考〕こんなデータもあります。
「中学生の6割は英語が苦手」
「そのうちの8割は、“中1の後半までに”苦手を感じ始めている」
-ベネッセ教育総合研究所HPより


まとめ

中学生は、大人が思っている以上に忙しい毎日を過ごしています。
そして、大人が思っている以上に早い段階で“苦手意識”を持ってしまっています。

でも外部環境は待ったなしで変化していきます。
これからの時代を生きていく子供たちに、大人がしてあげられること。
それは、
「子どもたちが主体的に・意欲的に学ぼうと思える、“最適な学習環境”を用意してあげること」
そして、
「身体も心もしっかり休息できる場(家庭)を用意してあげること」
だと、NOBELは考えます。

NOBELマンツーマンがお約束する“最適な学習環境”

トップの中学部では、以下のことをお約束します。

1.通常期の授業は「学校の予習」で進めます。だから学校の授業がよくわかります。
テスト前には、テスト範囲を効率的に復習します。だから成績が上がります。

2.使用する教材はすべて、実際の定期テストを分析して作ったオリジナル教材です。

3.塾生にはテスト対策補講を無料で提供します

4.長野市内の中学校、高校、入試情報にはどこよりも精通しています

5.自由に使える自習室を完備しています

6.講師陣は知識と指導力、経験豊富な精鋭ぞろいです

7.高校合格後もサポートできるよう、高校部とも連携しています。

もしご興味を持っていただけましたら、ぜひお声がけください。
無料体験授業を随時行っています。

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