【連載:成績を上げる方法】第2回『通信教材』を上手に使うポイント3つ

こんにちは、どこよりも成績を上げる塾 トップ学習塾アカデミーです。
前回の【『成績を上げてくれる塾』の見極めポイント5つは読んでいただけましたか?

まだの方は上のリンクからぜひどうぞ。

【連載:成績を上げる方法】第2回のテーマは、「通信教材の上手な使い方」です。

通信教材は「習慣化」の壁を越えられるかが勝負!

最初、その教材を手にしたときには「これさえあれば…」とワクワクしたことでしょう。
ところが不思議なもので、いつの間にか積み重なる数か月分のテキスト…

「ねぇ、これ、やらなくていいの?」
「あー、やるやる。テスト前にやろうと思ってるから」
そしてまた数か月後に気づくのです、「あれ、なんだかこの前より増えてない?」

残念ながらどんなに良い教材でも、積んであるだけでは
成績アップは期待できませんね。

「お母さん、これやりたい!」と言ってきた、あのときの興奮はどこへいってしまったのか…
でもそれが普通なのです。その子は何も悪くありません。

通信教材の良いところは、

  • 家でできる
  • いつでもできる
  • 一人でできる、ことです。

裏を返すと、学習に必要なプロセスのすべてが“お子さん自身”に任されているということになります。

もちろん、言われずとも綿密に計画を立て、日々振り返りをし、繰り返しもする……
そんなお子さんもいるでしょう。

でもそれを自力でできる生徒は、私どもの経験上学年に1人か2人です。
ほとんどの中学生は、「計画+実行(習慣化)+進捗管理」、ここの課題が乗り越えられずに苦労します。

ダイニングテーブルに通信教材が積みあがっていたら。
もしかしたらお子さんは、自分自身で「計画+実行(習慣化)+進捗管理」をするのが難しい状態かもしれません。
そんなときは、人生経験を積んできた大人の力が必要です。

一つひとつのプロセスを細分化し、丁寧に、中学生にわかる言葉で説明し、一緒に取り組んであげてください。
そして毎日、進み具合をチェックしてあげてください(進捗管理)。

私たちが中学生を指導するときに、もっとも力を入れるのは、「やらせること、そして、やることを習慣にしてもらうこと」です。
本当に困ってしまう前に、プロに相談するのも方法です。

一日も早く、正しい勉強法に出会うこと。
その日が、お子さんの勉強の本当のスタートとなります。

通信教材の効果的な取り組み方

計画+実行(習慣化)+進捗管理」からすべては始まる、と書きました。

私たちは、

  • 学習計画の立て方
  • それを習慣化する方法
  • サボりたくなったときの対処法
  • 進捗管理の方法

といったノウハウをたくさんストックしています。

とても書ききれないのですが、一部をご紹介しますね。

計画は必ず後ろから!

計画は『必ず逆算で考えます』。
計画を始める日から考えてはいけません。必ず「ゴール」の日を設定し、そこに間に合うように逆算で考えてください。

わかりやすいゴールは「テストの日」ですね。

  1. 次のテストは何月何日だ
  2. そこまでにここまで終わらせたい
  3. 今やっているところから終わりまでは何ページある
  4. それを残り日数で割る
  5. 一日あたりに取り組む目安が出る!

こんな風に考えてみてください。

計画にはゆとりを持たせておくことが大事

テストまでの間、何があるかわかりません。
体調を崩すかもしれないし、部活の練習が急に入るかもしれない、法事が入るかもしれません。

そういった突発的な出来事にいちいち計画が惑わされないよう、「予備日」を設けておくことも、“デキる計画”のコツです。

毎日続けられる自分になる簡単な方法

これはもう、「教材に取り組むタイミングを決める」、これにつきます。

× 「時間が空いたらやろう」
× 「19:30にやる」と時刻で決める
〇「××したら、やる」=タイミングで決める
そう、「タイミングで決める」ことをおススメします。

なぜか。

なんやかんやで、今日は時間が空かないかもしれません。
今日はお母さんの都合で、夕ご飯の時間が遅くなるかもしれません。
×の2項目は、勉強以外の都合をとても受けやすいのです。

でも〇の「タイミング」は、必ず“そのとき”がやってくるのです。
毎日必ずやること(夕ご飯を食べる・お風呂に入るなど)の前後にやる!と決めてください。
そのタイミングは必ずやってきますよね。

ですので、「タイミングで決める」ことをお勧めします。

サボりそうになった時

誰もがあります、わかります。ちゃんと対策を知っていればいいのです。

トップにはそんなときのための『“もしもこうだったらいいなあ”作戦』というのがあります。

名前の通り、「こうだったらいいのになあ~」と、いろいろと想像(妄想)するのです。
一応、勉強関連の範囲内にしてください、ここでは。

こんな感じで……

  • 「もし、この問題集を全部完璧にできるようになったら……(次のテスト、100点とれちゃうかも!?)」
  • 「もし、英単語を全部すらすら暗記できていたら……(英語得意って言えるかも!)
  • 「もし、年表が頭に全部入っていたら……(社会のテスト勉強がいらなくなるかも!)

こんな、「こうだったらいいなあ」をたくさん考えるのです。

良いイメージ=成功イメージは、人をそちらの方向に導いてくれます。
なりたい自分になるイメージ、かっこいいイメージを描くと、そうなれるように頑張りたくなります。
これは人間の心理です。

だから、サボりそうになったら、だまされたと思ってたくさん妄想してください、「こうだったらいいなあ」と。
あらあら不思議、また頑張る気持ちがむくむくとわいてきますよ。

通信教材で成績が上がらないという方へ、考えられる原因

ここまで書いてきたように教材学習では、

  • 取り組むこと
  • 取り組む習慣をつけること

そこからスタートとなるわけですが、実は、重要なのはここから先です。

“できるようになる”プロセスは、教材への取り組みの中に、ギッシリ詰め込まれているからです。

たとえば、ちょっとわからないな、これ難しいなというとき、どうしますか?

  • しばらく粘って考える?
  • すぐにヒントや解答を見る?
  • 基本のページに戻ってやり直す?
  • 戻るとしたら、何をどのように、どこまで勉強すればいいか知ってる?

どれが正解!!はありません。

理解度や学習の進捗、目標とのギャップや基礎力の定着具合等、様々な要素が関連しあって、どれもがベストな選択になりえます。
同じ中学生でも、レベルが上がっていくにつれて変化する、とても緻密な選択です。

勉強時には何度も何度も出くわすこうした場面で、中学生はそのつど的確な判断をしながらそれを実践していかなければなりません。
こうした、一つひとつの判断と実践こそが、勉強のコツと言われるものなのです。

だからこそ、自力で常にベストの判断をする難易度は高いです。
こうした場面こそ、経験豊富なプロのサポートが欲しいところです。

もしお子さんが「やっても成績が上がらない」と悩んでいたら、勉強のやり方が間違っているのかもしれません。
正しい勉強法を教えてくれる存在と、出会わせてあげてください。

次回は「家庭教師」編です。

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