【合格必勝勉強法】連載⑤『早いが勝ち作戦』－中学生のゴールデンタイムは帰宅直後だって知ってた？

まえがき

長野市で中学生の成績アップと第一志望校合格を実現し続けて30年、NOBELマンツーマンです。

県立高校入試まであと142日(2019.10.19時点)。
本気の受験勉強に臨む中学生におくる「合格必勝勉強法」連載も終わりが近づいてきました。これまでご紹介した方法、効果はいかがですか？

1. 「こうだったらいいのにな作戦」で効率よく勉強できる“わくわく頭”をつくり、
2. 「ちょっとだけやってみない？」で一瞬で机に向かえる自分になり、
3. 「30分突破作戦」で気づいたら長時間勉強できている自分になれた上に、
4. 「中途半端作戦」でいつでもすぐに集中モードに戻れる自分になる

大人でも効果抜群の方法ばかりなので、ぜひやってみてください！

さて今回は予告していた通り、『みるみるうちに勉強時間を増やせる方法』です。

みんな同じように学校に行き、ほぼ同じように部活もやっている。でも勉強時間をたくさん確保できる中学生と、なかなか確保できない中学生がいる。さて、その差はどこにあるのでしょう？

今日の作戦を実践すれば、キミの勉強時間がぐっと増えること、請け合いです！

 

作戦名『早いが勝ち』－帰宅、さてキミは直後に何してる？

さて今日も帰宅。
玄関のドアを開けて「ただいま」を言って、靴を脱いで中に上がって、「よいしょ」っと荷物を置いて…はい、そこでストップ！

荷物を置いた、その直後の行動はいつもどんな感じですか？

洗濯物を出しておく？（これはぜひやってください）
冷蔵庫から麦茶を出す？（水分補給も大事）
スマホのチェック？
寝転がる？
テレビをつける？

実は……この瞬間にすでに差ができていることに気づいてください！実は、

のです。

帰宅直後の時間はゴールデンタイム

キミが家についてから夕ごはんまでは、いつもだいたいどれくらい時間がありますか？中には「帰宅、即夕ごはん」というお宅もあるかもしれませんが、塾生たちに話を聞くと、だいたいみんな1時間～1時間半くらいは時間があるそう。

ね？「1時間～1時間半」ですよ？なかなかまとまった時間です。この時間の過ごし方、大事ですよね？

 

下のようなパターンになっていたら、要注意です。

身に覚えのある方もいらっしゃるでしょうか？
帰ってきたらダラダラしたいですよね、わかりますわかります！

でも受験まであと５か月……ちょっと、焦りますよね。

 

下のパターンを見てください。もしこちらのような過ごし方ができたらどうですか？

平日３時間20分の勉強時間を確保できたシミュレーションでした。

もちろん、必ずしもこの通りにできるわけではありません。大事なのは『帰宅直後に勉強に手を付けておくことで、そのあとの勉強がどんどんはかどる』という点です。
帰宅直後の時間が、その夜の勉強のカギを握るので「ゴールデンタイム」なのです。

合格必勝勉強法作戦をフル活用せよ！

これまで連載でお伝えしてきた数々の「合格必勝勉強法」は、ここでつながってきます。

帰宅しましたらゴールデンタイム！「ちょっとだけやってみない？」と自分に声をかけ、机に向かう。
机に向かったら「30分突破作戦」で集中モードを作る。
手を止めるときは、かならず「中途半端作戦」で。
ちょっと気持ちが乗らないときは「こうだったらいいのにな作戦」をやってみてください。

ね、みるみる勉強時間が増え、集中して効果的に取り組めるイメージがわきませんか？

まとめ

世には「効率の良い勉強法」というものがあふれています。ノートの作り方、授業の受け方、知識の整理の仕方、過去問との付き合い方……数え上げればきりがありません。

でも案外、一番大切なのは「勉強に向かう姿勢を、質の高い状態にする」ことだったりします。どんなに効果があるといわれる方法も、集中していない状態、イキイキと勉強に向かえていない状態では効果半減です。

キミがわくわくし、イキイキと勉強に向かえる状態を、しかもできるだけ簡単に作れるように。この連載を役に立てていただければとても嬉しいです。

このシリーズの連載は、いったんここまでです。次の連載をお楽しみに！

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今日もNOBELは目標に向かって頑張るキミを応援しています。
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